◆マチAREA GUIDE

葛飾・足立・江戸川・墨田。歩いて見つけた町の読み物。

写真(横位置) 西新井・参道から山門越しに大本堂を望む
足立 — 西新井 · 2026.10.07

西新井大師、地名の井戸をたずねて門前町を歩く

「西新井」の名は、弘法大師の祈りで湧いた井戸に由来すると伝わる。開創1200年の年を迎えた寺へは、大師前駅から参道を歩いて4分ほど。縁日と花の暦で日を選び、帰りは草だんごの店に寄りたい。

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写真(横位置) 北千住・隅田川に架かる千住大橋のアーチを北岸の大橋公園側から望む
足立 — 北千住 · 2026.10.03

千住大橋を渡り、芭蕉が旅立った北のたもとから宿場町へ

千住大橋は、隅田川に最初に架けられた橋とされる。その北のたもとには、芭蕉が『奥の細道』の旅に出たといわれる小さな公園がある。句碑を見たら市場の脇を抜け、旧日光街道の宿場町を北へ歩く。

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写真(横位置) 北千住・旧日光街道沿いに続く宿場町通りの商店街
足立 — 北千住 · 2026.09.27

千住宿商店街・宿場町通り、旧日光街道を北から南へ歩く

千住は、日光・奥州両街道の最初の宿場だった。開宿400年を機に4つの商店街が名前を揃え、全長約1.4キロの「千住宿商店街」になった。そのうち本陣跡に近い「宿場町通り」から、街道沿いの史跡をたどる。

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写真(横位置) 町屋・駅前広場のバラ越しに、町屋駅前停留場へ入ってくる都電
荒川 — 町屋 · 2026.09.23

東京さくらトラム・町屋駅前、線路沿いのバラをたどって歩く

千代田線と京成線を降りた駅前を、都電が横切っていく。町屋駅前停留場のまわりでは、線路沿いにバラが植えられているという。乗り換えのついでに少し足を止め、花と古い停留場の歴史をたどってみたい。

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写真(横位置) 南千住・アーケードの入口から奥へ続く通りと、買い物かごを提げた人の後ろ姿
荒川 — 南千住 · 2026.09.19

ジョイフル三の輪、都電の終点から歩くアーケード

都電荒川線の終点・三ノ輪橋停留場を降りると、線路に沿って屋根つきの商店街が延びている。大正8年の誕生というこの通りを、惣菜の並ぶ時間帯に合わせて、端から端までゆっくり歩いてみたい。

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写真(横位置) 南千住・素盞雄神社の社殿と参道、午前の光で
荒川 — 南千住 · 2026.09.15

素盞雄神社、芭蕉が旅立った千住の入口を歩く

南千住の古社は、松尾芭蕉が「奥の細道」へ発った千住宿の入口に建つという。光る石の伝承、富士塚、句碑をめぐったら、都電の走る三ノ輪橋へ歩いて商店街で買い食いをして帰る。そんな半日の歩き方を考えた。

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写真(横位置) 日暮里・「日暮里繊維街」のモニュメントとフラッグが立つ日暮里中央通りの入口
荒川 — 日暮里 · 2026.09.11

日暮里繊維街、駅から三分の一キロをゆっくり往復する

JR日暮里駅の南口から三分。日暮里中央通りの両側に、生地と服飾資材の店が一キロにわたって並ぶ。素材を探す人の街は、急いで歩くと損をする。行きは眺め、帰りに買う往復の歩き方を提案したい。

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写真(横位置) 東陽町・明治通り側から見た砂町銀座商店街の入口と、東へ延びる通りの奥行き
江東 — 東陽町 · 2026.09.07

砂町銀座商店街、明治通りから丸八通りまで歩き通す

最寄り駅から歩いて十五分。鉄道の網からわずかに外れた北砂に、約百八十店が並ぶ商店街がある。毎月十日の「ばか値市」が月例の目玉というが、端から端まで歩き通すだけでも町の輪郭はつかめる。

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深川江戸資料館の外観

写真: Abasaa / Public domain(Wikimedia Commons)

江東 — 清澄白河 · 2026.08.31

深川江戸資料館、江戸の路地に上がりこむ午後

清澄白河のカフェ街の一角に、天保年間の深川佐賀町がまるごと再現されている。長屋に上がり、生活の道具に触れ、十五分で朝から晩まで一日が巡る。江戸に「お邪魔する」資料館だという。

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清澄庭園にある茶室建築(涼亭)の外観

写真: Irina Gelbukh / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

江東 — 清澄白河 · 2026.08.23

清澄庭園、名石を伝って池をひとまわり

清澄白河駅から徒歩三分。カフェとアートの町の真ん中に、岩崎家三代が明治期に築いた回遊式林泉庭園が残っている。池の際の石を伝う「磯渡り」を軸に、午後をひとまわりする歩き方を考えたい。

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深川不動堂の境内にある手水舎。参拝前に手や口を清める場所

写真: Daderot / CC0(Wikimedia Commons)

江東 — 門前仲町 · 2026.08.19

深川不動堂、梵字の壁と縁日の参道を歩く

東西線・門前仲町駅から歩いてすぐ、「深川のお不動様」と呼ばれる深川不動堂では今も毎日護摩が焚かれるという。元禄の出開帳に始まる三百年の信仰の町を、縁日の日取りに合わせて歩く。

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東京都江東区にある富岡八幡宮の社殿を正面から捉えた外観

写真: Tak1701d / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

江東 — 門前仲町 · 2026.08.15

富岡八幡宮、縁日と骨董市の日を選んで歩く

門前仲町の駅を出て、永代通りを東へ数分。深川の八幡さまは、行く日によってまるで違う顔をしている。縁日、日曜の骨董市、そして三年に一度の夏。どの日に来るかを先に決めておきたい場所だ。

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藤まつり期間中の亀戸天神社の境内。藤棚の紫の花越しに社殿を望む風景

写真: 掬茶  This photo was taken with Fujifilm FinePix F550EXR / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

江東 — 亀戸 · 2026.08.07

亀戸天神社、太鼓橋を渡って花の暦を歩く

太宰府にならって営まれた「東国天満宮の宗社」。心字池に架かる太鼓橋を渡り、梅・藤・菊と続く花の暦をたどる。亀戸駅から歩いて十五分、門前の商店街ごと楽しみたい社だ。

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写真(横位置) 錦糸町・四ツ目通りから路地に入ったところに立つ黄金湯の外観
墨田 — 錦糸町 · 2026.07.31

黄金湯、四ツ目通りの奥に湯気を探す

錦糸町といえば城東地区屈指の繁華街。その四ツ目通りから路地を入った先に、廃業の危機をクラウドファンディングで乗り越え生まれ変わった銭湯がある。まずは湯船に体を沈めてから、話を進めたい。

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すみだ北斎美術館の特徴的な金属パネルに覆われた外観

写真: Higa4 / CC0(Wikimedia Commons)

墨田 — 両国 · 2026.07.27

すみだ北斎美術館、北斎が生まれた町を歩いて向かう

両国駅から歩いて数分、亀沢の町に鏡のような建物が建つ。ここはかつての本所割下水、葛飾北斎が生まれたとされる土地だ。生誕の地で九十年の画業をたどる、雨の日にも向く両国の歩き方。

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旧安田庭園の心字池と緑に囲まれた庭園風景

写真: bethom33 / CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)

墨田 — 両国 · 2026.07.19

旧安田庭園、潮の満ち引きを待ちながら一周する

両国駅から歩いてすぐ、国技館のそばに潮入りの池を持つ庭園がある。入園は無料という。心字池をひと回りするだけなら小一時間もかからないが、その輪のなかに川と町の三百年が収まっている。

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鳩の街通り商店街の通りの様子

写真: Suikotei / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

墨田 — 向島 · 2026.07.15

鳩の街通り、戦前の道幅を三百七十メートル歩く

水戸街道から墨堤通りまで、約三百七十メートル。空襲を免れた通りは道幅が戦前のまま残るという。約三十店を、端から端まで一本で歩いてみる。

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写真(横位置) 曳舟・キラキラ橘商店街の通りの遠景。惣菜店の店先と行き交う買い物客
墨田 — 曳舟 · 2026.07.11

キラキラ橘商店街、惣菜屋の並ぶ四七〇メートルを歩く

京成曳舟駅から歩いて五分。戦災を免れた京島の一角に、全長約四七〇メートルの商店街が延びる。惣菜店が軒を連ねる昭和の通りは、毎月第四日曜の朝市に合わせて訪ねるのがいいという。

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向島百花園の園内風景。緑に囲まれた庭園の小道と植栽が広がる様子

写真: Arashiyama / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

墨田 — 向島 · 2026.07.10

向島百花園、花暦をひとつ決めて歩く

江戸の町人文化が生んだ花園は、二百年を経た今も四季の行事で回っているという。梅、萩、虫の音、月、七草。目当ての季節をひとつ決めて、東向島駅から歩き出したい。

読了 5分