都営新宿線の船堀駅を降りて、歩いて2分ほど。駅前の一角に、接骨院「りゅうせい」が入るビル「カーサシーダ」がある。その地下1階に、この夏、南インド料理の店ができた。GRACE KITCHEN(グレースキッチン)という。地域ニュースサイトの号外NET江戸川区は、船堀駅のまわりをインド料理の激戦区と表現している。南口から徒歩1分のアジアンズ スパイスラボ、ゴヴィンダスなど、駅の周辺にはすでに何軒ものインド料理店が集まっているからだ。その町に、今度は南インドを掲げる店がもう一軒加わったかたちになる。
◆ステーキ店の跡地に、南インドの台所
公式Instagramによれば、店は2026年6月28日に「Grace Kitchen – South Indian Restaurant & Café」として近日開店を告知した。伝統的な南インド料理を軸に北インド料理も出し、新鮮な食材と伝統のレシピ、インド式のもてなしを掲げている。開店日は媒体によって記載が分かれる。号外NET江戸川区は7月11日、個人のブログは7月19日としており、7月26日には公式Instagramに先週末の来店への御礼が投稿された。いずれにしても、7月のうちに営業が始まっていたとみてよい。
この区画は、ここ数年で看板が何度か変わっている。号外NETの記事をたどると、以前は居酒屋コトブキヤがあり、2025年3月5日に「釜炊きごはんと炭焼きステーキフジタ 船堀店」が開店。しかし同年7月22日には閉店していた。およそ4か月半の営業だった。その跡に、今度は南インド料理店が入った。駅前の地下という立地で、短い間に業態が移り変わってきた場所である。
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◆ドーサ、ティフィン、週末のミールス
号外NETによると、メニューはビリヤニ、ティフィン、ドーサセット、プーリセット、アッパムセット、パロタセットといった南インドの定番が中心。カレーはダル・チキン・マトンなどから選べ、辛さの調整もできるという。公式Instagramでは週末限定の南インド式ベジタリアン・ミールスも案内されている。バスマティライスにサンバルとラッサム(おかわり自由とのこと)、プーリ、ポテトのヴァルヴァル、ゴビ65、ヴァタ・クズンブ、バターミルク、アッパラム、ピクルス、セミヤ・パヤサムまでが一皿に並ぶ構成だ。個人のブログでは、ミニドーサセットが取り上げられている。
場所は江戸川区船堀3-5-19、カーサシーダの地下1階。都営新宿線・船堀駅から徒歩2分とされる。営業時間や定休日、価格は本稿では記さない。開店から日が浅く、週末限定メニューなど内容が動いている時期でもある。最新の営業情報は公式Instagram(@grace_kitchen_rc)で確かめてほしい。
この記事は取材前の段階で書いている。もとにしたのは、公式Instagramと地域ニュース、個人のブログに載った範囲のことだけだ。インド料理店が並ぶ駅前の町に、南インドの米の料理を中心にした店が一軒増えた。地下へ下りた先に何があるかは、これから自分の足で確かめにいくつもりだ。